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  1. 多文化共生 多言語共生(0)
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(無題)

 投稿者:akiko  投稿日:2015年12月 3日(木)15時40分26秒
返信・引用
  木曜日教室から帰宅後、掲示板を見ました。経験も浅く、お手伝いというより、勉強させてもらってばかりですが、今後ともよろしくお願いします。もちろん、秋田を離れても交流させていただけるとうれしいです。  
 

繋がり

 投稿者:北川  投稿日:2015年12月 3日(木)02時39分28秒
返信・引用 編集済
  日本語教室に興味を持って下さる方が増えています。

東京から御主人の仕事でF町に来たakikoさんは、嶋田先生の紹介で能代教室を知ったと顔を出しお手伝いをしてくれるようになりました。
(都内の日本語学校で1年半教え、現在秋田県F町在住。能代市で日本語ボランティア活動中)とF町での生活を満喫しているakikoさんですが、東京へ帰り日本語学校でもう一度教えたいと思い始めている様子です。

先日の講演会にも参加してくれ、自身のブログに書いていました「ここ(能代)に来て、K先生に出会い、違う目線で日本語教育について考えることができました。K先生は言っています『教える人の学びが大切だ。』と。もし、東京に戻れたら積極的に『学び』をしていきたい。やっぱり東京にいれば学びの場はこことは比べものにならないくらいあると思うから。


日本語指導者は全国に居ます・・・でも、全てが同じではありません。
地域日本語教室と日本語学校で学ぶ人たちは、学びの本質が違います。

「能代教室に参加する事で違う目線で日本語教育について考えることができた」と言って下さった言葉が嬉しいです。

地方に住んでいると日本語指導者の学びなど必要ないと思いがちです。
しかし違います。 特に子どもの支援は、指導者の力量が子どもの人生をも左右するからです。

「もし、東京へ戻れたら積極的に学びをして行きたい」と書かれたakikoさんの言葉に、日本語指導者としてのプロ意識を感じました。

学びの重要性を教えてくれるのは、都会に住む人たちです。
常に自身に厳しい日本語指導者であり続けることができるのは、都会の風?!を運んで来る多くの人たちとの出会いがあるからです。
もちろんakikoさんもその一人・・・出会いに感謝です。

こんなふうに日本語指導者同士の交流ができたら、どちらにも気づきがあるでしょうね。

御主人の転勤でもなければ秋田には来なかったakikoさん。
でも、そうしたらお会いすることもなかった・・
能代教室のボランティア経験が、秋田に住んだ良き想い出として残ってくれたら嬉しいです。

厳しい冬と立ち向かう・・・それが雪国で育った者の宿命
異文化の人たちも・・笑顔で乗り越えて行きます。
異文化の人たちの前向きに生きる姿勢に・・圧倒される日々です(苦笑)
 

新聞記事

 投稿者:北川  投稿日:2015年12月 2日(水)11時49分29秒
返信・引用
  今朝のH新聞に、講演会の様子が大きく取り上げられていた。
記事を読んだ市民のみなさんから感想や応援の電話がきている

能代に来ている外国人は、みんな頑張っているものね
子供達をきちんと育てるのは大人の役目・・どこの国から来た人だって私達と同じ住民だものね。

特に子どもの教育は大切・・応援していますから頑張って下さいね・・
嬉しい事に女性からの電話が多い・・教室の子供達に伝えなくては(苦笑)

12月6日は日本語能力検定試験日(会場は秋田大学)
今年は教室からは3名受験・・車で連れて行かなくっちゃ・・・

能代教室の強みは、きちんと実績を上げる学びをしていること(N2,N1受験)・・

受講生が長い期間学んでいる教室だと言うと、何をして遊んでるんですか?と聞く人が多い。
遊んでばかりいる教室ではありません(苦笑)・・必至で学ぶ様子に驚く人が多い・・

日本語教室は何をしている所なのか・・・知って貰うためにも新聞記事は有功だと思います。

きちんと内容を掲載して下さるH新聞の姿勢に、敬意を表します。
 

ダブルリミテッドの子ども達

 投稿者:北川  投稿日:2015年12月 2日(水)11時20分6秒
返信・引用 編集済
  母国語も日本語もままならない「ダブルリミテッド」の子ども達の学習のために、日々の宿題や予習の日本語支援を行います。

全国的に子どもの支援が叫ばれているが、能代は20年前から支援を行ってきている。
お嫁さんの日本語支援から始まった教室・・様々な相談に駆けつけやすいのも日本語教室だからこそ・・・・

活動を継続してきたからこそ見えてきたことがある。
子どもの支援をボランティアだけで行うことは避けるべきだと言うことだ。

寄付を集め多くの人たちの協力で子ども達を支援する行為自体は素晴らしい
しかし忘れてはいけない・子供達の居場所は学校なのだ。まず学校を変える努力をすべきだ。

文科省も学校内での日本語教育推進を奨励している・・学校に日本語指導者や支援員が入り込むシステムをより多く作っていかなければ、本当の意味で子供達を救う事はできない。

子どもはどんなことがあっても学校が大好き、仲間や学校に置き去りにされたくない・・子どもの自殺は、置き去りにされることへの恐怖から生まれる・・

どんな親であろうと親の悪口は決して言わない、どんな環境にも必死で耐えている、唇を噛みしめ弱音を吐かない子供達・・・そんな子供達を抱きしめてきた20年だった。

ボランティアだけで子供を救う事はできない・学校も家庭も全て巻き込む気概がなければ子どもは救えない・

日本語がどうして必要なのか・・・学んだことばを生きる力にするとはどういうことなのか
大人への支援とは根本的に違う・・


こんなプロジェクトもあるんですね・・・
私ならまず、自治体に交渉に行くけどな~・・
町全体を巻き込んだ支援体制を作らないと・・人として自立することはできない
イヤと言うほど・・・知らされてきました(苦笑)

https://readyfor.jp/projects/6002?utm_source=NEWS31+2011&utm_campaign=08a7f047f3-NEWS31_2011&utm_medium=email&utm_term=0_7957ceaf81-08a7f047f3-119811145
 

学ぶことの意味

 投稿者:北川  投稿日:2015年12月 2日(水)06時03分44秒
返信・引用 編集済
  11月30日、「異文化をルーツに持つ子どもの日本語教育のあり方について」と題して講演会を開催した。

1「特別の教育課程」(学校教育法の一部改正)の編成実施について・・野山広氏
          国立国語研究所 日本語教育研究・情報センター准教授

2 子どもの日本語教育について外国人児童生徒のためのDLA・・・伊東祐郎氏
          東京外国語大学・大学院国際日本学研究院教授
          留学生日本語教育センター長 日本語教育学会会長

全国の日本語教育関係者から見たらあまりにもスゴイお二人なので驚かれると思いますが、子どもの日本語教育から一切手を引いた秋田県には関係のない話か・・・・・・・

異文化の子どもは存在するが、問題を起こしていないので必要はない・・・文科省の学校教育法一部改正は関係ない?!
市教委にお願いし、日本語指導者が入っている学校関係者だけにでも聞いて貰えるように協力して貰った。
現場で子どもと関わってる人たちが1番困っているはず・(協力して貰えました)

今回の講演を聴き、これほど具体的に異文化の子どもの日本語教育について、文科省が提示していることに改めて驚きました。
そして・・外国人児童生徒のためのDLA採点表(全体評価)が存在し、診断シートで日本語支援の6段階(ステージ)が示されることも始めて知りました。

私自身OPIの学びをしているので、DLAはOPIに付随したものだと理解しましたが、日本語教育関係者(大学・教育関係者・日本語支援者・ボランテイア)のどのくらいの人たちが、このことを知っているのかと思いました。

「頭が悪いのよ。やる気がないのよ。覚えられないんだもの。仲間意識を持たない子、異文化をルーツに持つ子どもって障害児が多いのよね~」そういう日本語支援関係者が居る(知らないことの恐さ?!)・

個人的感情や偏見で評価をする学校教育関係者と日本語支援ボランティアに、冷静な判断基準を持って貰うためにDLAを作成したとのこと・・・文科省さん、もっと周知を徹底させて下さい。

学びの大切さを改めて認識させられた講演会でした。

学校関係者の皆様が・「異文化をルーツに持つ子どもの心の痛みを知りました。今後も、より良い支援を目指したいと思います」・・そう言って下さいました(嬉しかったです)
能代を発信地にして、これからも子どもの育成に努力したいと思います。
当日お忙しい中を参加して下さった皆様・・本当にありがとうございました。

この事業に助成下さった「秋田県教育関係職員互助会」には心から感謝申しあげます。
お金がないと・・できない事業です(苦笑)
 

vitality womanあきた

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月30日(月)04時46分21秒
返信・引用
  「輝く女性の集い」と称して提言書作成、女性が活動しやすくするための仕組み作りを、県内3箇所で行うことになりました。

能代は輝く女性があちこちに居て、みんな個々に忙しく(苦笑)集まって何かをするという関係を作れないのが本音です。正直、私も忙しい・・

県の意図は、女性達を育てていることのアピール???

能代はバイタリティウーマンはたくさん居る(意識レベルの高い女性が多い)・・足りないものがあるとすれば、そのメンバー達のつながり=ソフト面での拠点

ボランティア活動に関わり、自身で「のしろ日本語学習会」を立ち上げたことで、多くの女性達と関わってきた。
会を継続するのに1番苦労したのは、個々に信念を持つボランティアと、どう向き合うかだった。

「日本語指導は、ボランティアでやってはいけない」・・そう決心したときから、日本語指導と日本語支援を分けて考えられるようになった。
自分の立ち位置をハッキリさせると、意識が同じボランティアが集まるようになる。
長い活動で・・・学んだ。

とりあえず、県主催のvitality womanあきた、能代山本地区のチーム名は

「NYリガール」と決定
NY(能代山本地区)・リガール(スペイン語でつながる)

若者が多いと、こういうしゃれた名前を考えつく(苦笑)

何をどうするのか・・そう思っていたら、私にお鉢が回ってきた。
「能代に住んでいる外国から来た人たちと交流をしたい、自分の子供達とも仲良くして欲しい。とりあえず料理講習をお願いして、仲良くなる機会を作って欲しい」

母国料理は主婦達にはお手のもの・・・日本語教室の受講生に頼むことにする。

裏方で協力するつもりだったのに・・できあがったばかりの「NYリガール」の代表に任命され、娘のようなKさん(美容院経営)が副代表。
この際、若者のパワーに期待しましょう!


私自身、たくさんの先輩達に助けられた。
こんなふうに歳を重ねたいと思う高齢者と・・出会う機会が多かった。

今、自分自身が背中を見せる立場になり、素晴らしい先輩達と同じように私は生きていると言えるだろうかと考える。

日本語教室も同じ・・受講生は、ステキな日本人と出会えたと思ってくれるだろうか・・
教室は、彼らの居場所になったのだろうか・・

答えは誰も分からない・・・でも、きっと・心の隅っこに残っていると信じて・・・
 

能代に行きたい・・

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月29日(日)06時41分58秒
返信・引用
  小学4年の男の子(台湾)・・誰も日本語を教えてくれない・・
どうしてなのって聞くと、そうなのだからそう覚えなさいって言われる。

教科書は漢字を見るとなんとか意味が分かるけど、台湾ではドレミじゃなくて、1.2.3が音符だから日本の音楽の本を見ても分からない。先生に説明しても音楽は世界共通だから、分からないはずがないと言われた。

「ボク・・もっとちゃんと日本語を覚えたい。
どうして先生のような人が、この町には居ないの?・どうしてボクの学校に来てくれないの?」

能代から一時間かかる町の日本語教室・・必ず母親と一緒に来る男の子が言った。

能代に住んでいたら君の日本語指導ができるんだけど・・この町に生んでいない私は、君の学校に行けないのゴメンね

やんちゃで頭が良くて、チョッピリおしゃべりな男の子
来日して半年が過ぎ、彼が本来持っている性格や資質が見えてきた・・・頭のよい子だ(永年の経験から分かる・・)

しかし、異文化をルーツに持つ子供の支援などしたこともない町には、対応できる教師は存在しない。

能代なら、どうする?・
まず、教育委員会に私が呼ばれる→本人と家族と会い意向を聞く→学校を決める→入学以降の日本語指導を学校と話し合う→現時点の日本語能力評価→・・・・・・
暗黙のうちに、教育委員会と学校と日本語指導者の支援施策が見えている。

県内に、この系図が作れる学校がどれくらいあるだろう・・
ほとんどが、学校任せ(丸投げ)・・現場で苦しむのは教師と生徒・・

「能代に引っ越して来るか~!」半分冗談で言った・・「ボク能代に行きたい」・・真顔で答えた男の子の顔に辛さを見た・・


こういう子どもを救わなくて、なにが国際化・何が次世代育成・・・
子どもの学習支援は市町村に一任???・・・それなら、対応するマニアルでもつくってからにするべきではないのか・・

月曜日に文科省の通達について講演会を予定している・・
これが当たり前に開催されるようになるのは・・・まだまだ・・
しかし、現場ではそうは言っていられない現実がある。
 

お帰りなさい

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月28日(土)04時24分35秒
返信・引用 編集済
  「ただいま~」Rさん(中国)が3ヶ月ぶりに戻ってきた。

「もう帰ってこないのかと思った・・どうしたの?」教室の仲間は質問攻め・・
話しを聞くと、中国の母親が入院し親戚と交代で母親に付き添っていたとのこと。

日本人ボランティアが一斉に・・「介護の人を頼めなかったの?」「家族の泊まりは病院側は許可しないでしょ?」「介護制度はないの?」

Rさんは言った。
「日本のような制度は中国にはない。看護婦はエライ人だから注射をするだけでオシッコや下の世話は家族の役目、お金を渡すとやってくれるときもあるけど、今は全て家族の役目・・親戚や家族が居ない人は見捨てられる。日本は介護制度がある。家族だけで老人介護は大変・・特に一人っ子政策で生まれた子供は4人の親を見なければならない。日本のように介護制度があり、施設が充実している国は羨ましい・・」

母親が良くなり退院したので帰国したとのこと。

子供は居ない夫婦だが、日本人の御主人に理由を話したのかと聞くと、母の所に行きたいと言ったら自分のお金で行くならのかまわないと言われたので、理由を話しても仕方がないと思った。
病人のことを話しても、日本人には理解してもらえない・・お金で解決できると思っている。
自分もお金は持っているけど・・中国には介護という制度はないから・・頼めない・・

「疲れた~・・でも、日本に戻ってきたらホッとしました」と、少しやつれた顔で笑った。

日本はいい国ですよ。老人になっても国で面倒を見てくれる。
お金を用意すれば、それなりの介護が受けられる。
病院へ行けば、誰でもすぐ見てくれる。
老人になったら、日本で住む方が幸せだと思う・・


「御主人にきちんと理由を話しなさい。母親の病気で帰国するのを責めるような人ではないと思う。疲れたけど家に帰ってきたらホッとした・・と御主人に話しなさい」

「ハイ、大丈夫・・主人に説明したら分かってくれました。彼は寂しかったと思います」

日本の医療制度が大幅に変わろうとしている・・・
介護も子育ても全て、家族で補うべきだと方向転換しようとしている

日本がどれ程住みやすい国か・・・もっと私たち自身が知るべきだ。
地域日本語教室を侮ることなかれ・・生活者として生きる人の言葉は・・本物なのだ・
 

地方の町の日本語教育

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月27日(金)03時18分19秒
返信・引用 編集済
  地方の学校は・・・みんなこの状況・・これが実態・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151123-00010001-nishinp-soci

読みながら・・・フーッとため息が出た。
日本語教育関係機関の皆様・・・もっと現場の声を聴く姿勢を持って欲しい。
文科省が決めたことが、現実にどれ程の効果があるのか・・・

現場を知っている日本語指導者たちが、声をあげていかなければ・・・届かない・・

改めて・・能代市教育委員会の姿勢に敬意を表したい・・
日本語と教科学習の視点の違いを理解してくれる

異文化の子供達の支援に不可欠・・・そういう日本語指導者でありたいと思っている。

それには学びの場が必要である。



 

講演会のお知らせです

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月27日(金)02時34分49秒
返信・引用
  日誌にチラシを貼り付けたかったのですが、できないようですので掲示板でお知らせします。
期日が迫っていますので・・このような形になることをお許し下さい。

=================================
秋田県教育関係職員互助会平成27年度県内NPO法人等公益目的事業


      [異文化をルーツに持つ子どもの日本語教育のあり方について」
趣旨
 学校教育現場で、海外から移住してきた子どもや異文化の親を持つ子供が増えています。また、日本生まれの子どもでも言語環境が基礎日本語の獲得に大きな影響を与えることが認識されてきています。こうした中、文科省は学校教育法の一部改正を行い、昨年4月に施行しました。その通知文書には「日本語指導の需要が高まっていることを踏まえ、当該児童生徒に対する日本語指導を一層充実させる観点から、当該児童生徒の在籍学級以外の教室で行われる指導について特別の教育課程を編成・実施することができるよう制度を整備するものです」と書かれています。しかし、県内の学校教育関係機関や日本語教育関係者には,この情報や状況の変革が行き届いていない状況があります。
 今後ますます増えるであろう異文化をルーツに持つ子供達の日本語教育は、地方においても、大きな課題の一つだと考えます。なぜ子どもの日本語教育が必要なのか、日本語教育の環境・体制整備がどんな意味を持つのかなど、専門家のお話しを聞きながら、考えていけたらと思います。異文化をルーツに持つ子供の育成は、ある意味、将来の少子化対策にも欠かせない視点だと思います。そこで、本講演会では、「異文化をルーツに持つ子どもの日本語教育の在り方について」というテーマでお話をしていただきながら、子どもたちの未来について共に考え、展望することができたらと思います。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
はじめに
「特別の教育課程」(学校教育法一部改正)の編成・実施について
    国立国語研究所 日本語教育研究・情報センター准教授
    政策研究大学院大学元連携教授 異文化間教育学会理事
野山 広 氏

講演  子どもの日本語教育について 外国人児童生徒のためのDLA
    東京外国語大学・大学院国際日本学研究院教授
    留学生日本語教育センター長  日本語教育学会会長
           伊東 祐郎氏

日時 2015年11月30日(月)
13:30~16:00
場所 能代市中央公民館視聴覚室

問い合わせ先
                         のしろ日本語学習会代表 北川 裕子
                           携帯  090-3640-0459
                           メール    acnn@shirakami.or.jp
======================


チラシを掲示板に貼り付けたので、見づらいと思います・・すみません


県内で、こういう講演会は初めてです。

日本語教育学会では著名な、そして超多忙なお二人に来ていただけるのは、本当に嬉しいです。

外国人散在地域と言われる地方の町に、異文化をルーツに持つ人たちが増えている現実があります。
外国人集住地域は、大学や自治体・ボランテイアが一体になって支援のあり方を考え始めていますが、地方はまだまだ・・現場で関わる人たちの声を聞く姿勢さえ持ちません。。

この講演に関心を持つ教育関係者がどのくらい居るのか・・国際化や次世代育成は誰のためのものなのか・・・講師の先生にも地方の町の実体を知って貰いたいと思います。

過疎化・少子化する地方の町だからこそ、人口増加の安易な国際化は避けなければなりません。
多文化共生社会は、人を育てる気概が必要です。
この講演会をボランティア団体で開催することに・・私自身、忸怩たる思いがあります (子どもの日本語教育は、ボランティアだけで解決する問題ではないからです)


*石井さん**
仕事の忙しさと学習会の掲載内容の多さに、対応できない状況にあると推察します。
掲示板立ち上げから御協力下さった石井さんには、心から感謝します。

この掲示板を見て下さる方が増えています。
東北の片田舎からの発信に、興味を持って下さる方が多いことに感激です。
これからも土着の現場の声をお届けしたいと思います

石井さん、引き継ぎが無理なら新たに掲示板を作ることを考えた方が良いのでしょうか・・
お返事を下さい。
 

言語教育の必要性

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月25日(水)08時01分26秒
返信・引用 編集済
  平成25年度文化庁芸術再大賞受賞「みんなの学校」の上映会が、11月22日「日)秋田県民会館ジョイナスで行われました。

すべての子どもに居場所がある学校を作りたい・・・学校が変われば、地域が変わる。そして社会が変わっていく。
大阪市立大空小学校(初代校長木村泰子氏)の学び合い育ち合いを見届けた3290日

NHKでも取り上げられていた学校なので、上映会&ワークショップに参加してきました。
特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちが上手くコントロールできない子も、みんな同じ教室で学ぶ。すぐに教室を飛びだしてしまう子も、つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守る。今では他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになる・・。


私自身が学校に関わってきた時間が走馬燈のように蘇りました(異文化をルーツに持つ子供に日本語指導をしてきた20年)

映画を見ながら気付いたことがありました。
自分の気持ちが上手くコントロールできない、教室を飛びだしてしまう、つい暴力をふるってしまう・・これは、異文化をルーツに持つ子供が、日本語が理解できないことや異文化の戸惑いから起こす行動と似ています。
それが、特別支援教育の対象となる子ども=発達障害のある子ども=異文化をルーツに持つ子ども・・という構造を生み出してしまったのではないのか。

解決策はただ一つ・・日本語を教える、日本の文化・習慣(ルール)を教えること。
異文化ゆえの未熟さを補ってあげればいいだけなのに・・烙印を押され学校に行けなくなる子供達

障害児と言われた男の子が・・・今は大学生
問題行動を起こすとさじを投げられていた子が・・・今は社会人として自立している
高校も無理と言われた子が・・今は介護福祉士を目指す大学生
数え上げたらきりがない・・しかし、どの子もきちんと支援すれば、自分自身の力で生きて行く。

特別支援教育としての日本語教育・・・言葉の教育は指導する側に力量が必要になる
改めて・異文化をルーツに持つ子供達の日本語教育について考えさせられた時間でもありました。


この上映会に200名もの人たちが集まり、ワークショップには70名の皆さんが参加しました。
子どもの教育に関心を持つ市民が多いということです(さすが、秋田市・・)
「秋田ではこういう学校を作るのは無理でしょうね」と大方の意見でしたが、「あったらイイよね~」と言う方がほとんど・・・

私たちの活動も、誰から褒められるわけでもないけど継続していくしかない
答えは子供達が出して行く・・エールを送ってもらえた上映会でした。

教室をお手伝い下さっているseikoさんは、この企画をした「あきたにムーブメントをおこす実行委員会」のメンバーでもあります。
お疲れさまでした・・お誘い頂き感謝です。


*石井さん・・・写真貼り替えありがとうございました。
すみませんが、30日に開催される講演会のチラシをお送りしますので、早急に日誌に貼り付けて頂けないでしょうか・・・宜しくお願いします
 

急がれる在留外国人への日本語教育

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月22日(日)07時01分52秒
返信・引用 編集済
  日本では、国の内外で年に2回行われる「日本語能力試験」(JLPT)があるが、その受験者数は国内だけでみると十数万人で、在留する外国人の多くは、その試験で能力判定を受けることなく生活している。

もちろん非漢字圏出身の外国人には、漢字が多く使われる日本語の習得はハードルが高い。しかし、生活面でも就労面でも、日本語ができるかどうかで、チャンスもリスクも違ってくる。

人口減少、少子・高齢化の進展により地域の社会や産業の構造が大きく変化し、その中で生活、就労する外国人のニーズも多様化してきている

地域における日本語教育は、そのなかでもプライオリティーが高いものなのである。

複数の市町村の連携や都道府県などの広域行政の支援により日本語教育を充実させるとともに、日本語教育に関わる指導者やコーディネーターを幅広く確保し育成することが急務である。

日本語教育がなぜ必要なのか・・・真剣に考える時期に来ている・・・・
 

地域日本語教室

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月22日(日)05時03分20秒
返信・引用 編集済
  留学生は日本語学校や大学、会社研修生には企業、それなら地域日本語教室は誰のためのものなのか・・

企業研修生を支援するのが地域日本語教室の役割だと勘違いする人たちが今も存在する。
私も昔は同じだった(苦笑)・・しかし、知らされたのは、企業研修生には優しいボランティアレベルで関わってはいけないという笑えない現実だった。


今は、ハッキリ断言できる。
地域日本語教室は、生活者として生きる人たちを支援する場所
自立する人たちを支援する所(もしかしたら、日本人にも必要な場所と言えるかも知れない)

今日はO町日本語教室の日、私が忙しく一ヶ月ぶりの日本語教室だった
みんな元気かな?・頑張っているかな?・・教室に来るかな?

O町在住ではない自分が指導者になる事で危惧したのは、定期的に日本語教室が開催できないことだった。
しかし、みんな元気な顔を見せてくれる・・しばらくぶり~元気だった?

今のところ・・私のファンは4年生の男の子二人(台湾とベトナム)
次々と話しかけてくる(苦笑)・・

「能代に居たら君達と毎週会えるのに・・・O町に住んでいなくてゴメンね・・」

「イイよ~仕方ないよ・でも、先生に教えて貰うのは嬉しい。必ず来てね・・待ってるからね、
又来週ね~」・・バイバイと大きく手を振って見送ってくれた子供達

「いいナー・・ホントに素直でイイ子達だよなー・・」と彼が言った。

みんなで子供達を育てているんだから、子供達にもそれは必ず伝わる。
地域日本語教室の良いところは、成長する子供達をいつも見ていられること・・だからこそ手を抜けない・・・頑張らなくっちゃ!


*石井さん・・体調いかがですか?
今日のH新聞にHさんのスピーチコンテストの記事が大きく載っていましたね。
お願いしていましたが・・HPトップの写真を、お送りした写真(Hさんの受賞の写真)に貼り替えていただけませんか・・H新聞の記事も日誌に掲載できますか?
無理なようでしたら連絡下さい・・お願い致します。
 

地球市民養成を目指して

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月19日(木)06時11分49秒
返信・引用 編集済
  11月21日(土)13時~17時、津田塾大学「日本語教員養成課程25周年記念シンポ:多文化社会で日本語教育ができること」開催.

基調講演は山田泉氏(法政大学)・・タイトル「グローバル社会の日本語教育―地球市民養成を目指して」・・ラウンドテーブルはテーマ別(留学生・地域ボランティ・介護・海外の日本語教育・子ども・ビジネス・難民・その他・・)


このお知らせをみたとき、ようやく「地球市民養成の視点で日本語教育を考える人たちがでて来た」と思いました。

日本語学校や大学と違い、地域日本語教室では様々な立場の外国人に日本語指導をしなくてはなりません。指導方法は違っても日本語指導の根本は変わらず行ってきました。
しかし、活動を通して見えたのは、日本語指導や日本語支援に関わる日本人に偏見や差別があるという現実でした。

留学生や研修生・ビジネスの人たちは、国際貢献や国際交流ができる外国人
嫁さんや難民は、弱者救済の外国人
子どもは、過疎化・少子化対策の外国人

なんか笑っちゃいそうな・・しかし、笑えない現実と向き合わなければならない日々でした。
弱者救済の視点で関わることは、支援される立場には屈辱となる・・・・そう思う自分は間違っているのだろうか・・日本語教育はなんのためか・・悩みながら継続してきました。

しかし、日本語教員養成課程25周年記念シンポで、グローバル社会の日本語教育が取り上げられるようになったのです。それも一堂に会して・・・ようやくグローバル社会の地球市民養成をめざして日本語教育が動き始めました。


日本語教室は地球市民養成の窓口になる・・そう信じて来たことが現実になるといいですね・・
参加したいですが、遠いです・・

能代で頑張るしかないかー・・・皆さん、これからも応援、宜しくお願い致します。
 

子供の学習支援について

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月18日(水)06時44分59秒
返信・引用 編集済
  県内の学校に学校生活サポートと呼ばれる人たちが入り、日本語支援者もその一人として加配されている。

文科省から学校教育法施行規則の一部を改正する省令等が施行され、日本語指導の重要性が認識されるようになった。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/1341903.htm

しかし、文科省の通達は学校教育現場には伝わっていない・・「日本語支援って何をするの?日本語支援者は障害児支援でしょ?」・・これが学校現場の現実・・


子供の学習支援とは何か・・改めて問い直す必要がある。

「日本語と教科の統合学習」(JSLカリキュラム)の考え方で指導をすれば、結果として、教科の「評価」や「評定」が上がる。

中学校で来日の場合、日常会話レベルの日本語がかなり堪能でも在籍学級の集団を対象とした教科の学習を理解する日本語の力がある訳ではないので、取り出し指導で「日本語と教科の統合学習」を丁寧に行うことで、学習面で理解が進み、テストでも得点ができるようになる。

取り出し指導を受けている生徒の方が、受けていない生徒よりも評定が良い。

ただ、こうした指導は指導者にある程度の教科の知識が求められる

中学校で加配教員が1人しか配置されないような場合、適切な教材もなく、指導時間数にも余裕がない中で、3学年の複数の教科を「意義ある指導」とするには指導者の負担が大きく、なかなかできていないのが現状である。

教科担当者個人の考えや主張で決めてしまうのではなく、日本語指導者や学年主任や教務主任など「複数人」で、生徒の日本語のレベルや、進学の希望なども参考にして学校としての方針を話し合うことができるようにする。(教科担当者個人と話すと、場合によっては感情的にこじれたり、一貫した基準がないことにもなりかねない)


子供の学習支援には、様々な能力が必要になる・・日本語指導者を侮ることなかれ・・

子どもの移動から見えてくる学校差、地域差はとても大きく、一つ一つを積み上げて解決するには、まだまだ道のりは長いと感じる。
しかし、だからこそ、ソーシャルワーカーがケース会議をするように、様々なケースを共有して学び合うことが大切なのではないのか・・・。

学校教育関係機関との連携を切に望む・・・空しい努力かもしれないが・(苦笑)
 

地域日本語教室の視点

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月17日(火)04時48分16秒
返信・引用 編集済
  始めて訪れた新潟県新発田市(しばたし)・・能代から電車で5時間以上(遠かった~)

外国籍住民も多く(もちろん子供も)日本語教室に興味を持つボランテイアもたくさん・・
この講演はK大学(新発田市)教授の依頼で引き受けたものなので、大学や教育委員会との連携も取れている・・・秋田に比べたら羨ましい(苦笑)
代表のTさんもボランティアの皆さんも、積極的に日本語教室に関わっています。
それなのに・・1番の課題は「地域住民を巻き込むこと」とのこと・・・・・。

能代は地域住民の協力で日本語教室が継続できているのに・・どうしてできないのか・・

昔、ある教授が言いました「能代のような何も無い町だからできるのかもしれない」と(苦笑)

しかし、継続したからこそ見えてきたことがありました。
留学生と生活者として暮らす外国人への日本語教育の違いでした。
その違いを知らなければ、地域住民を巻き込むことはできません。


今回の講座で1番伝えたかったのは・・・そのことでした。。
「目から鱗でした、視点の違いに驚きました、勇気づけられました」・・講座に参加した皆さんにそう言ってもらえました。

フィリピンのお母様と高校受験を控えた娘さんも参加していました。
国語と算数が苦手だという娘さんにアドバイス・・「小学校のテキストを総ざらいしてみなさい。自分の欠点が分からなければ受験問題を何度やっても無理。もっと基礎を確実なものにしなさい」

子どもをみるとなんか・・黙ってられないのがおばさんの悪いクセ(苦笑)・・でもね・・受験勉強のヒントなんですよ~
異文化をルーツに持つ子供達が全国にたくさんいる・・・誰からも助けて貰えず見捨てられている子供の方が多いのかもしれない・・・
改めて・能代の仲間や市民の皆様の理解と協力に感謝した時間でした。

終了後、受講生の経営する中華料理店で皆さんと反省会(ごちそうさまでした・美味しかった)

情熱的に頑張っている新発田市のボランティアの皆さんにお会いでき、嬉しかったです。
新潟市国際交流協会から顔を出して下さったSさん、わざわざありがとうございました。

新発田日本語教室は、もっと地域を巻き込んだ素晴らしい教室になっていくことでしょう。
頑張って下さい・・・嬉しい「一期一会」に感謝です

帰りの電車・・田んぼには真っ白な白鳥がたくさん・・東北の冬はもうすぐです・・。


*石井さん・・写真をスピーチコンテストに貼り替えていただけませんか・・・
お願い致します
 

新潟県新発田市へ行ってきます

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月14日(土)02時19分28秒
返信・引用 編集済
  14日(土)は新潟県新発田市へ行ってきます。
「日本語ボランティア養成講座」第1回公開講座の講師として呼ばれました

「地域住民を巻き込む日本語教室」と題して公開講座です。
言い得て妙・・能代教室にピッタリのネーミング・・かも(苦笑)

地域を巻き込まない、地域と隔離する・・・生活者として生きる異文化の人たちを、日本人住民とは別のものとして捉える日本人が多い。

必死で子どもを育て、自立している異文化の人たちはたくさん居る
みんな、頑張って生きてる。
防災訓練に積極的に手伝いたいと申し出る異文化の人たちは多い。

「異文化の人たちは厄介だ」・その言葉は私たち日本人に向けられる言葉でもある。

世界中で最も異文化なのは日本?!・・日本語指導を通して、そう思うようになった。

それを良い方に向けるのか、身勝手と呼ばれるのか・・・・私たちの心意気にかかる
そんなことを、お話ししてきたいと思います。

新発田市・・・・そこで頑張って日本語教室を開催している人達が居ます
外国人散在地域だからこそ、支援の在り方を考えて行く必要があると思います。

今までは外国人集住地域の講演依頼が多かったのですが、ここ数年、外国人散在地域の依頼が多くなりました。多文化社会が確実に地方に広がってきているんですね。

外国人のことは国際交流協会に任せておけばいい・・なんて・・時代遅れな考え方では、地方再生なんてできません(苦笑)
もっとみんなで・・町づくりを考える必要があります。

能代からチョット遠いのですが・・頑張って行ってきますね!
 

地方の日本語教室からの発信

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月10日(火)04時32分49秒
返信・引用 編集済
  来年1月23日、日本語教育研究・情報センターのメンバーを中心に、 国立国語研究所として、日本語教育をテーマに国際シンポジウムが開催されます。

https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/symposium/20160123_intlsympo/


開催趣旨・・日本語教育における研究と教育の統合を目指し,「学ぶ」「教える」「評価する」の三領域における最新の話題をとりあげ,現場を支えるためにはどんな研究が必要なのか,共に考えていきたい。

今回、シンポジゥムのポスターセッションに参加する事になりました。

定住外国人の言語生活と日本語会話力に関する縦断調査からみえてきたこと ―OPI の枠組みを活用した形成的フィールドワークから―
野山 広 (国立国語研究所),嶋田 和子 (アクラス日本語教育研究所),北川 裕子 (のしろ日本語学習会)

能代教室を含めたOPI縦断調査から見えてきたことの報告と総括だそうです。
お二人の先生と御一緒するのはチョッピリおこがましいと思いましたが、良い機会なので勉強するつもりで参加します。

お世話になった先生達と久しぶりにお会いできるので・・楽しみです。

本当に・・多くの皆様に支えられてここまで来ました
日本語教室を潰されずに継続することが、支えて下さった皆様の恩に報いることだと信じて・・・

これからは、こちらから発信することも考えなくてはいけないと思っています。
外国人散在地域の支援体制を考えるところが・・ほとんどないですものね・・・

休む暇がない(苦笑)・・ガンバリまーす!
 

特別賞です!!

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月 9日(月)04時25分40秒
返信・引用 編集済
  昨日(11月8日)は、第27回「外国人による日本語スピーチコンテスト」が開催されました
・・主催(秋田ユネスコ協会・青年海外協力隊秋田OB会・バニヤンツリー)

大学・専門学校の留学生・海外技術研修員と一緒に、能代教室のHさんが参加しました。

日本語教室からの参加は能代だけでした・・・全国的に日本語教育の推進が叫ばれていますが、誰のための日本語教育推進なのか疑問に思うこの頃です。
しかし、「学んだことばを生きる力にする」これは、日本語教室だからこそできる事だと思っています。

今年のスピーチコンテストは、甲乙つけがたいほど内容も発表も素晴らしいものでした。
母国を紹介したり自身の夢を語るものが多く、単なる日本絶賛のスピーチではないところに前進を感じました。

留学生と生活者では学びの視点が違います
生きるためにことばを学ぶとはどういうことなのか、生活者として生きる人の生の声を聞くことで、きっと理解してもらえる・・・その役割を教室の受講生たちに託したいと思いました。
今年も、受講生がそれを証明してくれました。

スピーチコンテスト「特別賞」が、Hさんに授与されました。

審査員も参加者の皆様も、満場一致でHさんのスピーチに感動しました。
頑張ったんだね・・多くの方が泣いて下さいました。
でも、Hさんは泣いてはいられないのです・・生きていかなければならないのですから・・

この大会に、Hさんの娘のY美(中学2年)も一緒に行きました。
堂々と発表し特別賞を受賞した母親の姿を、誇らしげに見ていました。

秋田在住のseikoさんも応援に駆けつけてくれました(感謝)
seikoさんのブログにも書いて下さっています

http://ameblo.jp/se2883iko/


Y美も日本語教室の受講生(学習支援)・・多くの子供達と一緒に学んでいます
「良かったね!!・・お母さんの間違いを何度も注意する私をイジワルな先生だと思ったかもしれない。でもね、そのガンバリがあったからこそ、お母さんはこの賞を貰えたんだよ。助けて貰うことも必要だけど、やっぱり自分が努力しなくちゃ手に入れることはできない。お母さんを見て分かったでしょ」

「ウン・・私も頑張る!!」・・泣き虫のY美は涙声で答えてくれました。

・ことばの学びを生きる力にする・・それが私の仕事・です。

*彼がスピーチをビデオに撮ってくれましたので、後ほど掲載しますね



石井さん・・掲示板の写真貼り替えありがとうございます。
体調が思わしくないのに申し訳ありませんでした。

スピーチコンテストの写真も送りますので、来週になったら貼り替えていただけませんか
宜しくお願い致します。
 

繋がる・・

 投稿者:北川  投稿日:2015年11月 8日(日)04時52分5秒
返信・引用 編集済
  今年の7月に来日したKさん(ALT)は、日本語がぜんぜん話せなかった。

初めて日本へ来たと言うKさん「英語教育が盛んだという日本は、ほとんどの人が英語を話せると思っていた。しかし、町の人たちの99%が英語を話せない(高齢者が多いので当然)
子供達も、こちらから声をかけても自信なさそうに小さな声でしか答えない。私は英語教師として日本へ来ました。どうしたら子供達と仲良くなれるでしょう・・」


彼女の出身国は『トリニダード、トバゴ』・・褐色の肌とスレンダーなスタイル、大きな目で真っ直ぐに相手の眼を見て話す彼女に、田舎町の人たちは戸惑ったと思う
まして・・日本語がぜんぜん通じないのだから(苦笑)

彼女にアドバイスをした・・「外国語を教えるなら、子供達と仲良くすることから始めなくてはいけない。ことばは文化・・ことばを教える人間なら文化の違いを学ぶ姿勢も必要。私は日本語を教えると同時に、日本の文化も学んで欲しいから日本語教室を開催している。教室のみんなが楽しそうに勉強しているのはなぜだと思う?」

Kさんは・・私が言った事を理解したようだった・・・
必死で日本語を勉強し始めたKさん・・・めきめきと日本語が上達していった。
学校で子供達から声をかけられるようになり嬉しいと言う・・・ノートいっぱいに疑問や質問を書いて毎週教室にやってくる。

住むところが遠く自転車で通って来るKさん・・「これから寒くなると自転車じゃ無理だし、困ったネー」と話していたら、車で通って来るFさん(中国のお嫁さん)が、「私が一緒に来ましょうか?Kさんのアパートは途中だし帰りも一緒に帰りましょう」と話しかけてくる。

「最初の頃、Kさんは日本語がぜんぜん話せなかった。私も英語ができないから無理だと思ったけど、今は少しだけど、お互いに日本語で話す事ができるようになった・・大丈夫、私が手伝う」

KさんとFさん(中国)は、一緒に教室に来るようになった。

Fさんが「先生、私も英語を勉強しようかな~そしたらもっとKさんと仲良くなれる・・ことばを勉強するって楽しいですね~」と言った。

「Kさん良かったね・・ことばを学ぶって、こういうことなんですよ・・分かった?」
Kさんは大きな片目をつぶって・・頷いてくれた・・

生きるために日本語を学ぶ人たちと関わる事で、ことばを学ぶことの本質が見えてくる。
改めて・・日本語指導の仕事を与えられたことに・・感謝したい・・
 

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