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隙間

 投稿者:  投稿日:2009年 1月27日(火)12時19分26秒
  隙間から見えるのは

冬の日射し

影の中の平たい温度

曇りにも思える

白い光

今から向かう場所は

包まれているだろうか

人混みと喧騒に

降り注いでいるだろうか

輝く柔らかい光が
 
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2007年 7月23日(月)21時05分8秒
  それに頼らないように
目の端から消したはずだったのに
息を切らし立ち止まった時
手に握ってるものはそれだった

愕然とし
驚愕し

それを手放そうとするも
恥ずかしい事に
指が開かない
きっちりと折り曲げられ
力が緩む気配もない
強迫観念は
自意識を過剰にし
一層吹き出る汗と共に
足早に街に引きずり出す
この街で一番に大きな
交差点の信号は
都合よく赤で
その様子を晒けさす

対角線上の
平行線上の
対角線上の
人間という人間が
それぞれを敵視し
銃に手をかけている

一斉に歩き出すその中を
潜り抜け
全くの真ん中で叫ぶ

こんなにも
必要としていたのに
捨て去ろうにも
握り締めて
縋っていたのは
このわたくしです

と.
 

ドール

 投稿者:  投稿日:2007年 6月 4日(月)21時49分35秒
  目に写ったのは
ほんの数秒
こんもりとした頭
しっくりくる色
マットな顔
書いたような睫毛
無機質な唇
流行りの服
上品な小物
存在感のある靴
露出した足が
人混みを進む
入り乱れる道に
冷静な笑みを投げる
ドール
マネキンより生身の
生身より
無機質な
ドール
 

決別

 投稿者:  投稿日:2007年 5月27日(日)10時42分39秒
  題を
つけられない
意気地がない
何一つ
確かではない
文末に丸を
つけられない
しかし
ここに
居続けるわけに
いかない
ここは
過ぎた場所
同じことを
繰り返し
塵になる
その屑は今どこに
何の価値も
ありはしない
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2007年 4月 4日(水)15時51分19秒
  新しい地での雷
空を
見たこともない
黄色に染める
目の端に
ビカビカと
入り込む稲妻
それだけは
いつものように
青白い
どこからか
子供の声が聞こえ始める
嬉々とした
狂乱した
跳ね上がった声
車は
重たくなったタイヤを
どうにか
引きずって
走っている
地を這う轟き
空中に
裂け目が入る
以前から
あの裂け目にいるのは
一体何者か
その度にちらりと見える
何者かの瞳
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2007年 2月22日(木)13時01分33秒
  寂しい別れ道
一本のまっすぐな道
春になろうとする
柔らかい光が
辺りを反射させている
川からくる
水面の
ひんやりとした空気が
首元をなぞる
相変わらずの
行き交う車
曲がりくねった
高速道路
その日陰の下
ただ眠る人達
焦点を合わせる勇気がなく
ポケットの中で
手が汗ばむのに焦る
とっくに
去った後姿に
かける言葉が
出てこない
全てが入り混じり
形にならない
流れすぎた時間に
追いつけないでいる
日常はいつも
淡々と流れている
流れに乗る為に
追いかける訳にいかない
何台目かのバスが橋の下を通過する
出切った感情が
空回りしている
よく晴れた空
水分を含んだ
名前のない空
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2007年 1月 2日(火)15時28分54秒
  険しい顔をして
一輪車に乗る子供
瓦礫に埋まった銅像
根本から折れた松
薄暗い午後
寒さは酷くない
やせ細った人
ばかり歩いている
立ち話は延々と続き
その距離は
次第に離れていく
餌のない烏が
掠れた鳴き声を降らす何かが変わったのか
めくられて
付け足され
押しやられて
過去になり
残る物はわずか
もう一度聞ける音は
ほんのわずか
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2006年11月20日(月)12時31分0秒
  振り返ると
遠くに薄ぼんやりと
街の灯が見える
ついさっきまで
あの中にいたんだが
そう言って向き直っても
だぁれもいない
その方がよかった
見せられない姿
向かう先は闇
それは漆黒の
ようにも思える程
闇とは違うその色が
私を呼んでもいないのに
私はそちらに向かおうとしている
なぜか
愚問だよ
両足に履かされた靴は
逃げたがっているのに
内臓は逃げられますまい
ならばまとめてと
ぽっかりあいた
腹をくくる
滴っているものは
綺麗でありますように
あぁここは
もう闇の中
見られないってわけだ
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2006年 8月17日(木)12時59分3秒
  間違った場所に
いるとは思わない
さほど
いたい場所ではないが焦って移動する程
嫌でもない
ここは
光があたらない
静かでもない
殺風景で
暑くも寒くもない
限られた場所でもなく
美しいわけでもない
生きるために
いるわけではない
ただ いるだけの
一時にすぎない
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2006年 7月 1日(土)07時49分45秒
  その入り口は
確かに
出口ではなく
心強い明かりが
いつもついている
出口があるのか
探してみる気はなく
何があるのか
まだ知りたいとは
思わず
その場所でただ
そこにいることを
感じていると
大好きだった歌や
場所が追いかけてくるどこからともなく
吹き始めた風
耳を塞いで目を瞑る
耳を
つんざくのは何だ
瞼を
突き破るのは何だ
一体 ここから
どこへと
 

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